茶の味おかわり

石井印

茶の味』の2度目の鑑賞。さらに深い味わいがありました。
と、感想を述べる前にまずはお詫びと訂正を。
前の日記で熱く語っていた『三角定規のうたを考察する』は、時間的に幸子が逆上がりの練習をする前でした。
オジイは特に深い考えも無く、思ったままを歌にしている模様w
そういえば『TSUTAYA流・茶の味』でインタビューを受けていますが
、その中でも劇場未公開の『俺が好きなのかい?』(ネタバレあり・動画ファイル)なる歌もあるみたいだし。
歌関係で言えば、オタク二人組みが電車の中で熱唱する
流星警備員の主題歌「♪涙がシグナル〜」
なる歌の全貌を知りたい。隊長・浜田山六太郎と隊員・星野マキとの台詞の応酬も熱かったなぁ
そのシーンでは、全文を覚えていたけど、しばらくしたら茶の味に熱中してしまって
ラストでホロホロしている時には忘れちゃいました。
3度目には、メモ帳片手に置いてしっかり書きとめよう。
流星警備員の事を詳細に記したHPを知っている方は是非教えて下さい。


さてココで2度目の鑑賞とあって、少し余裕を持って映画を楽しんだ結果
色々判明した事ちょこっとまとめてみました。

  • アサノ叔父さんの野○○の思い出は、冬休みの時に話していた。全員が冬服だから。
  • 三角定規のうたは春先。オジイも幸子も割と厚めの寝巻きを。
  • アサノ叔父さんが再び春野家に来たのは4月23日。鈴石アオイが転校して来た日のハズ。
  • その頃から幸子は逆上がりの練習を始める。

という時系列だから三角定規のうたは、やはり無関係っぽい。
茶の味は2時間20分の長編映画だけど、全く時間が気にならない素晴しい映画。
2時間までは、家族に起こる小エピソードの連続で笑いの連続の馬鹿映画っぽいけど
2時間を過ぎた辺りから怒涛の感動タイム!

初恋→別れ→発見→そして拍手喝采

この見事なまでの脚本は素晴しい。全てに伏線が張られているみたい。
2度目はオジイの動向に注目していたけど、今度は三浦友和さんのお父さん役に注目してみようかな。
お茶は、飲み始めは熱くて少しずつしか飲めないけれど
時間が経てばグイグイ行ける美味しさ。
そして、最後に溜まった苦味と美味しさのエキスを飲み干した時には、もう一杯飲みたくなる。
まさに、お茶を楽しむように何杯でも行けそうな『茶の味』です。
来週もまた見に行こうかな?