作戦は奇をもってよしとすべし

パンフが無いのでTVドラマ版のサント

久しぶりに映画の日に映画を堪能する事が出来ましたよ!
楽しみにしていた『特攻野郎Aチーム』を鑑賞して今日は心の底から嬉しい気持ちでいっぱい!
じらしにじらして、最後のエンドロールでAチームのテーマがかかった瞬間が一番の熱狂!
でも、すでにパンフレットが売れ来ていてたのは誤算だった…
今回の映画版は、Aチーム結成前夜から始まるプロローグ編です。
TVを見続けてきた人なら判るけど

ベトナムで鳴らした俺達特攻部隊は、濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが
刑務所を脱出し地下に潜った。しかし地下でくすぶってるような俺たちじゃあない。
筋さえ通りゃ金次第でなんでもやってのける命知らず。
不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する
俺達特攻野郎Aチーム!

ご時世に合わせて、ベトナム部分がイラクに切り替り
刑務所を脱走するのも個人の力ではなくて、外部からの手助けを借りて脱出していました。
映画版だから派手な演出をする為に、巨大な悪が本当に巨大な悪であって、地元のチンピラを倒しているTV版とは大違いでしたw
陰謀は、デカければデカいほど面白くなりますから、映画版としては大正解かなw
この他の部分で、TV版と印象が違う所を挙げるなら、ハンニバルことジョン・スミス大佐の立ち位置かな。
TVでは、ドンと構えていて作戦立案を指揮するけれど、戦闘場面では後ろで銃を乱射するくらいで
さほど活躍はありませんでしたが、今回の映画では結構走り回ってアクションも率先して頑張ってますw
いつもはこういう汚れ仕事は、困った風な笑顔を振りまきながらフェイスマンがやってのけているんだけどな〜
他に変わっている所は、フェイスマンが紳士っぽくなくなって、ちょっとヒゲの似合うワイルドな男になっている点。
OPでメキシコへ潜入していた時は、そのヒゲ面が変装だと思っていましたが、結局ヒゲを剃らずに終わっちゃった…
今はワイルドな男がもてる時代だからそうなっちゃったのかなあ
変装といえば、ハンニバルの2つ名でしたが今回の映画版では変装が得意という設定はばっさりカット。
TV版でもハンニバルは変装が得意というより、OPで着ぐるみ姿が映っているだけでしたからねw
今度、このシリーズが続くのであれば、ハンニバルが着ぐるみとか変なヒゲを付けたりとか
ちょっとした笑いを挟みつつ、依頼者と接触を図るってシーンが出てくれるかも。
コングとクレイジーモンキーに関しては、日本版の名称がカットされて、BAバラカス(ボコス)とマードックと呼ばれていました…
今回の映画では、字幕版だけじゃなく吹き替え版も上映されているみたいだけど
神戸での上映は無く、尼崎か西宮まで行かなくちゃならないのか…
パンフレットがまだ売り切れていないのなら、遠出する価値はありそうだが電話して聞けばパンフを取り置いてくれるのかな?


映画の細かいお気に入り点を挙げだしたらキリがないので、初回の感想としてはこれくらいで。
この映画を見るまでは、あえてネットでの情報収集はせずに、全く前知識を入れずに見ました。
なので、改めてネットの情報を見て回ったら、良いインタビュー記事を発見しました。
特攻野郎Aチーム映画化支援サイト

Q:誰か死ぬのでしょうか?
A:「少なくとも1人の悪人が死ぬよ。TV版のお約束を破ったのはその部分だ。」
カーナハン監督はにやりとして、実際にはTVドラマよりたくさんの死闘が繰り広げられると約束した。

TVドラマ版を思い返してみると、確かに敵の悪人どもとの戦闘シーンでは誰も死んでなかったな。
相手が小屋から狙撃してきたとしても、小屋が大爆発する前にちゃんと中から敵が飛び出してきて生き延びていた気が。
色んな戦争映画やスパイ活劇を見てきたけれども、この映画版Aチームでは人が死ぬシーンは1箇所しか出てきてないや。
これって凄い事じゃないですか!
今映画を制作するに当たって、人を殺さずにド派手な戦闘シーンが描ける監督はどれくらいいるだろうか?
いずれにしても、これほどTV版に愛情と敬意を表して作られた映画は他にないだろう。
どうか大ヒットして、神戸でも吹き替え版が上映されます様に〜
あるいは、ドラマ版Aチームと映画版Aチームの2本立て上映が新劇会館で行われます様にッ!