戯れなれば当て身にて…

アメ村登場ジャー

トニー・ジャーの『トム・ヤム・クン』の最新情報!
大阪のビックステップまで、トニーの生アクションを拝見してきましたよ。
こんな無料のイベントで本気の殺陣まで見せてくれるとは!

まず、このイベントが始まって驚いた事は
我らがABCアシッド映画館の館長であられる、平野秀朗さんが
今回のイベントの仕切りをしていた事です。
主催は、アメムラプレスパークなるビックステップ側だと思いますが
平野先生が紹介されてからは、実質の仕切りは平野先生が執り行っていました。
インタビューの後、軽い演舞(ムエタイの型を披露)があって
肘打ちなどの型を繰り出す最中、その場で前方宙返りでクルっと回って驚いた!
その後、呼吸を整える為のしばしの時間はインタビューで繋ぎ
次なるアクションは、周りに連れて来ているスタッフとの模擬戦闘。通称・擬闘。
肘打ちや膝蹴りなどは、ピタっと寸止めする通常と変わらない擬闘ですが
トニー・ジャーの凄い所は、擬闘の〆技です。
一人なんかは、脳天に踵落とし(正確には土踏まず)をクリーンヒット。
その時は、場内にバチーンと快音が響き渡る!
さらに、次の相手には回し蹴りをお見舞いして後ろに吹っ飛ばす。
最後の敵は、足を上手い具合に相手の首や肩に絡めて締め落とす。
映画の中では、これをさらに一歩進めて、バキっと骨を折り砕くシーンに繋がるのでしょうね。
そのホンのチョイの間に(実際2分ぐらい)次々と蹴って殴って締め落とすのは凄い!
ムエタイは、蹴り技メインの印象が強いけど
トニー・ジャーの戦い方は、打撃メインではなくて、相手の体を崩す合気道っぽいアクションです。
言わば刑事ニコ~法の死角~ [DVD]のスティブン・セガールみたいなアクションですよ。
これは見ていて面白い。早く、劇場版の長回しシーンのアクションを見たい!
セガールとの違いは、手で関節を決めて投げ飛ばすのではなく
トニー・ジャーは、足を器用に使って相手の関節を決めて、そのまま砕き折るって感じ。
これは、常人では体得しきれない未知の領域ですよ。
それを気軽に人前で披露してくれる、なんて良い男なんだ!トニーって奴は。
その組み手が終わったら、また呼吸を整える為のインタビュー。
インタビューの中で、特に面白くて印象に残ったのは
トニー・ジャーはタイの自宅では、2頭の象を飼っている話です。
愛犬家ならぬ愛象家ですよ!キリンの住める家の一歩手前、象の住める家ですよ。
次のペットブームは、愛象家ですよ!久米田康治さん。
そして2頭の象の名前は、リーフくんとフラワーちゃん(性別は不明)
葉っぱと花か。自然を愛する男ですな。トニー・ジャーは。
そういえば、冒頭のインタビューでも

日本の桜が満開でとても綺麗でした

なんて答えていたから、本当に動植物が好きな人なのかも知れない。
そして、ラストのアクションは、お馴染みの板割り。
今回は2CMぐらいの板を2枚重ねて割っていました。
もちろん、通常のパンチやキックなどではなく
板を持つ人の前に、3人がしゃがんで踏み台となり
それを勢いを付けて飛び越えたトニー・ジャー
板を目がけて、体ごと肘鉄を喰らわして板を割る豪快な1シーンでした。
予告編でも流れている、悪の社長さんに飛び膝蹴りを喰らわして窓ガラスを突き破る
それの簡易版って所かな。
見ていて非常に楽しい立ち回りでした。
すべてのアクションを終えてからは、ポスターにサインをして
会場に来ている方にプレゼントをするファンサービスも怠らない、とても良い人。
最初の一枚は、前の方に座っていた子供がGETしました。
きっとあの子は将来の沢村忠になる事間違いなし!
昔の人はトニー・ジャーのリアルファイト版、真空飛び膝蹴りの沢村忠を見ていたんだろうな。
今の僕たちにはトニー・ジャーが居るから大丈夫だ!
そして全ての工程を終えた後は、お楽しみの写真撮影会。
色んなムエタイのポーズを取ってくれました。

簡単なポーズに見えますが、良く見れば片足で立っているんですよ!
この片足立ちで、ふらつきもせず1分弱ピタ〜と同じ姿勢を取り続ける。
そんなポーズを2・3種類してくれる。こんなスターが他に居るであろうか?いや居ない。
これは、是が非でも映画『トム・ヤム・クン』をヒットさせなければ!
はてなダイヤリーでも、全面的にトニー・ジャーを応援していきましょう!
今後の詳しい動向は、宣伝部のブログ
象を愛する漢(おとこ)のブログ
で逐一チェックしましょう。全国各地を転々としながら、プロモーション活動をする模様なので
もしかして、あなたの地元でもトニーが生アクションを見せてくれるかもよ。
テレビや雑誌だけでなく、生のアクションを見て、否!聞いて下さい。
攻撃が当たる瞬間のバチコーンって音は凄いですよ。