あわてるな!

DON’T PANIC(人気の秘密その1)

銀河ヒッチハイク・ガイド』を鑑賞しに
新しく出来た映画館『109シネマズHAT神戸』に出掛ける
先月末オープンしたての映画館まで初めて行ってみた。
HAT神戸へ足を踏み入れるのも初めて。
どんな場所かと思ったら、JR灘駅から真っ直ぐ浜側に下りて行き
渚中学校』を右折したら、大きな建物&立体駐車場が見える
そこが109シネマズが入ってる総合商業施設だ。
駅から行く場合なら、左側の道を歩けば歩道橋も完備されているので
道に迷う事無く到着出来るはず。歩道橋を下りて右折。
駅周辺は、王子動物園が傍にあるので、小さな商店が一杯立ち並んでいるけど
浜側に一歩進んでみると、国道は車で溢れ、超高層の住宅ビルが立ち並び

一体にドコに映画館があるのだ〜

と、自我崩壊を起こしそうになります。
最近は日が暮れるのが早く、到着したのが6時前で、まだ周囲が明るかったから良かったものの
帰る時間帯の9時を過ぎた時点では、周囲は真っ暗で
国道の車が走る明りと音しかしないとても恐い状況でした…
この映画館で、レイトショーを観て深夜12時に駅まで帰るのは、もっと恐いだろうな〜
レイトショーを観る時は、車でのご来場をオススメします*1


ともあれ、劇場周辺に到着して次に驚くのは商業施設。
映画館は2階にありますが、その周りには本屋やゲームセンター、服飾店に飲食店と
時間を潰してゆったり過ごすのにもってこいの施設が一杯。
一階にあったスポーツ用品店も、品数豊富で良かったなぁ
隣のビルにはヤマダ電機があって、中古品の販売とかもあるので
何か掘り出し物はないか、今度早めに行って覗いてみようかな。


いよいよ、劇場内に踏み込むのですが
チケット売り場やジュースなどの売店スペースが広々していて良い感じ。
ただ椅子が少ないのは難点かな。
トイレの傍に4席・8人分ほどあるだけ
珈琲とかの飲食スペースに、椅子とテーブルがあるけど
何も注文せずに、あそこに座るのは勇気が要るしな〜
ジュースは、Sサイズ200円だったかな。やや高
他の映画館みたいに、カップだけ渡してサーバーから飲み放題とかなら嬉しいのに。
ホットドックが美味しそうだったけど500円だったからな
買っても多分、上映が始まる前に全部食べてしまいそう
始まる直前に喰いたいけど、ホットドックとジュースを持ったまま
チケットを切ってもらうのは難しい!何故なら両手が塞がっているから
だからいつも買わずに、外からの持込です。
半券を切って中に入ってから、売店があれば気楽に買えるのに


そして、上映時間15分前に開場となり
スクリーンのあるスペースへ足を踏み込んだ訳ですが、それがまた拾い!
右手側に6スクリ−ン、左手奥に4スクリーンの合計10スクリーン
総席数は2011席ですよ!
さらに、カップルシートやエグゼグティブシートなる特別席も完備
どんな椅子になっているのか見てみたかったですが
あいにく、銀河ヒッチハイク・ガイドは6番劇場で特別シートは無く見れませんでした。
マイナー映画でなく、超ヒット作品なら特別席のあるスクリーンなのでしょう!
また、内部の様子は野球場みたいに段差を付けた椅子配置になっていて
どの座席を選んでも、見やすい仕組みになっていた。
肘掛はドリンクホルダー。正面には、鞄や服が掛けられるホックが設置
足を伸ばしても前の席に届かず、ゆったり座れる極上の席でした。
さらに、劇場設備は充実の音響のドルビーサウンド
映像面もDLPデジタルシネマシステム搭載で、フィルムではなく
映画のデータそのものを放映しているので、映像は一切の傷が無く綺麗の一言でした。
云わばDVDの繊細な映像を巨大スクリーンで鑑賞している感じ!
もう、映画の字幕が読みづらいとか、フィルムの中に陰毛が写っているとかの
不快感は一切無く、映像にのめり込んでしまいます。
これからCG全盛&ハイビジョン時代になっても、存分に映像美を楽しむ事が出来るはず!


で、肝心の銀河ヒッチハイク・ガイドですが
この映画を端的に表現するならば

イルカに注意せよ!
(あるいはイルカの注意を聞け)

オープニングのイルカが泳ぎ回る映像をDLPで見ただけでも幸せ感を堪能できる。
むしろ、本編の映画なんて要らないぐらい。
そしてラストは、地球のあらゆる所をDLPの綺麗な映像で見れるんですよ!
NHKなどでよく放映されている、BBCの自然探訪などを観ているようでした。
あの手の大空を鳥が飛び、海中に魚が群れ、昆虫が地に潜る
とかを懇切丁寧に撮影したのを見るのが大好きな人にとってはタマラナイ映画です。
途中の宇宙がどうした、宇宙人の性格がどうたら、なんて興味ナッシング!
最初の10分と、ラストの20分だけの濃縮バージョンが観たいぐらいw
とは言うものの、英国のブラックユーモアが大好きな人間としては
真ん中のコメディー部分も最高に楽しめました。
特撮好きとしては、郊外の石切り場を主人公一行が歩くシーンが良かった〜
仮面ライダーが怪人と戦っても良さそうな、あの石と砂しかない場所に
わざわざ行ってロケする辺りに、特撮根性を感じました!
正直あのシーンは、ロケをせずにフルCGで、火山地帯や底なし沼の森にも出来たはず。
そこをあえて、しょぼい石切り場に出向いてSF特撮の初心忘るるべからず!の心意気で
撮影をしたので、ここまで面白い映像になったのでしょう。
宇宙船レッドドワーフ号の映画は、一体いつになったら公開されるのだろうか?
ひょっとしてお蔵入りになったのか
本家のHP『Red Dwarf』は英語なんでさっぱり判らん。
誰か翻訳して〜

*1:1000台駐車場完備映画鑑賞で3時間無料