オニツカタイガー

噂の映画「ＫＩＬＬ　ＢＩＬＬ」Ｖｏｌ．２　ＫＩＬＬ　ｉｓ　ＬＯＶＥ
Ｖｏｌ．１の時、映画のキャッチコピーは「タランティーノが映画を殺す」
そして今回は「キルビル・ザ・ラブストーリー」
ＣＭではナレーターが「これで良いのか〜ッ！」と叫んでいますが、まさにその通り。
いや、あえて言おう「これで良いのだぁ！」（笑福亭松之助風に）
前回のキルビルでは過剰なまでのチャンバラシーン＆カタコト日本語なヘンテコな日本設定に
一般観客は大喜びしましたが、今回ではタランティーノの持ち味発揮の喋り捲り映画で、大してアクションはありません。
タランティーノと言えば、レザボアドックスでのラストの銃撃戦が有名ですが、レザボアでの銃撃戦ってソコだけですからね。
あとは、ひたすらセリフの応酬。それも、しょーもないジョークや小話などを巧みにストーリーに織り交ぜつつ
小粋な（でもマニアックな）会話を楽しむ事が映画の醍醐味になってますから。
今回のキルビル２でも、長い会話シーンに訪れる一瞬の決闘。
まさに、西部劇の世界！
さすらいのガンマンは決闘の後に何を残したのか？
そこで、サブタイトルの「ザ・ラブストーリー」が生きてきます。
結婚式を襲撃された「ブライド」は、一体どんな愛を求めて、この復讐劇に幕を下ろすのか？
みなさん是非観に行きましょう！

劇場で販売されているパンフレットは、色んなネタバレも書かれているので、読むのは上映後にしましょう。